畑日記 vol.4: 丁寧が全てをかねるわけじゃない

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 - 気がついたら4週ぐらい書いていなかった畑日記。 この間何をしていたかというと、コロナ対策規制のために畑に行けるボランティアの数が制限されて 参加できない日があったり、イレギュラーな用事が入ったりなどなかなか日記をかけませんでした。  今週は時間を作ることができてボランティアに参加してきました。 もう、畑はすっかり冬に向かい、野菜も限られたものたちになり、空いた畑の整地がメインの仕事に。  ここ数週間の間お会いできなかったマダムたちと久しぶりに会い、 「あなた、元気にしてたのー??」と声をかけてもらう。 何かの拍子に私が「Dank u wel!」(ありがとうの丁寧な言い方)をすると、 「あなた、Uじゃなくて、jeよ!! Uは本当に老人か、初見の人か、王様、女王様にだけよ。」とオランダ語アドバイスをいただいた。  最近も地道にオランダ語の勉強を続けているのだが、この感覚、日本人の私からするとわかるようでわからない。 (いや、わたしだからわからないのか。。。笑) なんとなく丁寧の方がフランクに話すことよりも良いような感覚があるのだが、どうもそうではないらしい。  この日本的な相手に敬意があるは逆にフランク/自分と同等であるという表現の方が敬意として表現されるのだろうか?  -  -
気がついたら4週ぐらい書いていなかった畑日記。
この間何をしていたかというと、コロナ対策規制のために畑に行けるボランティアの数が制限されて
参加できない日があったり、イレギュラーな用事が入ったりなどなかなか日記をかけませんでした。

今週は時間を作ることができてボランティアに参加してきました。
もう、畑はすっかり冬に向かい、野菜も限られたものたちになり、空いた畑の整地がメインの仕事に。

ここ数週間の間お会いできなかったマダムたちと久しぶりに会い、
「あなた、元気にしてたのー??」と声をかけてもらう。
何かの拍子に私が「Dank u wel!」(ありがとうの丁寧な言い方)をすると、
「あなた、Uじゃなくて、jeよ!! Uは本当に老人か、初見の人か、王様、女王様にだけよ。」とオランダ語アドバイスをいただいた。

最近も地道にオランダ語の勉強を続けているのだが、この感覚、日本人の私からするとわかるようでわからない。
(いや、わたしだからわからないのか。。。笑)
なんとなく丁寧の方がフランクに話すことよりも良いような感覚があるのだが、どうもそうではないらしい。

この日本的な相手に敬意があるは逆にフランク/自分と同等であるという表現の方が敬意として表現されるのだろうか?
パクチーの花。初めて見た。 - ここ最近のミーティング内容は今後どんな植物を育てていくか?という話だ。 今週は内容も多岐にわたり、話の流れが速くて全て理解できないが、 フランスの本によると育ち方の違う植物を隣同士にすることでお互いが支え合ってうまく育つ組み合わせがあるということ、いちごの冬越えのために藁を土にかぶせることを推奨する人、しない人の意見の違いについて、それからこの畑の地質について、までは理解できたがもうあとはわからなかった。 -  -

パクチーの花。初めて見た。

ここ最近のミーティング内容は今後どんな植物を育てていくか?という話だ。
今週は内容も多岐にわたり、話の流れが速くて全て理解できないが、
フランスの本によると育ち方の違う植物を隣同士にすることでお互いが支え合ってうまく育つ組み合わせがあるということ、いちごの冬越えのために藁を土にかぶせることを推奨する人、しない人の意見の違いについて、それからこの畑の地質について、までは理解できたがもうあとはわからなかった。
先輩マダム、いつもとっても親切。 - またいつものようにさらっとミーティングが終わり、やっぱり仕事の分担の話などなかったようだったので マダムのひとりに確認すると、「そういう話はなかったわね。」とおっしゃっている。 しばらくブラブラと畑を徘徊して他の人が何をしているのかを眺めていると先輩マダムTさんが 「あなた、今日は何をするの?私たちと一緒に仕事をする?」と声をかけてもらったのでまぜてもらうことに。  まずは畑全体を一緒に見回りながら、できること、やるべきことを確認する。 ハーブはまだ少し残っていたが切って乾燥ハーブにするらしい。  それから剪定した畑に生える雑草、特につくし/すぎなはかなりの雑草扱いでこれは抜くようにと教えられる。  確かに強いし根を深く張っている。 きっとこっちの人はつくし、食べたことないんだろうなあとぼんやりと思った。 この畑ではつくしは取れなさそう。 -  -

先輩マダム、いつもとっても親切。

またいつものようにさらっとミーティングが終わり、やっぱり仕事の分担の話などなかったようだったので
マダムのひとりに確認すると、「そういう話はなかったわね。」とおっしゃっている。
しばらくブラブラと畑を徘徊して他の人が何をしているのかを眺めていると先輩マダムTさんが
「あなた、今日は何をするの?私たちと一緒に仕事をする?」と声をかけてもらったのでまぜてもらうことに。

まずは畑全体を一緒に見回りながら、できること、やるべきことを確認する。
ハーブはまだ少し残っていたが切って乾燥ハーブにするらしい。

それから剪定した畑に生える雑草、特につくし/すぎなはかなりの雑草扱いでこれは抜くようにと教えられる。

確かに強いし根を深く張っている。
きっとこっちの人はつくし、食べたことないんだろうなあとぼんやりと思った。
この畑ではつくしは取れなさそう。
もこもこの緑の苔がなんだか美味しそうに見えた - 今日もこどもの迎えがあるのでたくさんの時間ここにいられるわけではないので、雑草抜きをすることにした。  畑仕事の面白いところは、明確な終わりがないところだと思う。 雑草を今日全部抜ききる必要もない、抜き切ってもいい。 (きっと明確な終わり/締め切りがあるものもあるだろうが。)  この流れにいると、いかに自分がその締め切りを基準に日常を生きているのだろうと思う。  時間やものの考え方が畑を通して変わっていくのを感じる。 -  -

もこもこの緑の苔がなんだか美味しそうに見えた

今日もこどもの迎えがあるのでたくさんの時間ここにいられるわけではないので、雑草抜きをすることにした。

畑仕事の面白いところは、明確な終わりがないところだと思う。
雑草を今日全部抜ききる必要もない、抜き切ってもいい。
(きっと明確な終わり/締め切りがあるものもあるだろうが。)

この流れにいると、いかに自分がその締め切りを基準に日常を生きているのだろうと思う。

時間やものの考え方が畑を通して変わっていくのを感じる。

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